夕暮れの部屋

都心でもなく田舎でもない住宅街の二階の自室
日当たりが良くて
夏はしんどく 冬は心地よい

部屋の隅にある折り畳みのベッドは
寝転ぶとぎしりぎしりと音をたてる

不満がなくもないわたしの寝城
それでも漫画を両手で持ってページをめくるだけで
快適 無敵のお城となる

制作日:2018.12.24
すがら和叶
(2018.12.22更新分。1日と2時間半遅れ失礼しました)

自信がないので

何年も前に言ってもらった
「あんたは間違えてないよ 大丈夫」
その言葉を今も大事に胸に抱えてる

それだけを頼りに
生きているちっぽけなわたしが
自信を持って歩けるのは
あとどのぐらいかかるのだろう

制作日:2018.12.21
すがら和叶

いちにいさんし

数をかぞえることが苦手だと気づいたのは高校生の時だった
選挙管理委員になって
投票の数をかぞえていた

3人一組になって
自分のクラスと他のクラスと投票をかぞえる
それを繰り返すけど
わたしの数はいつも他の人と合わなくて
かぞえ直していた

気まずくなるのは当然
どうしてわたしだけ合わないのだろう
丁寧に気を付けているつもりでも
わたしだけ違う

アルバイトをするようになったら
レジ精算でお金をかぞえるようになった
慎重にやって帰るのはびりっけつ

お金を扱わないアルバイトを探すようになった

苦手意識
いちにしいさんし

あまり共感を得られなくてくるしいので
お仲間だって人は連絡ちょうだいな

すがら和叶
制作日:2018,12.21
(2018.12.20更新分。3時間遅れ失礼しました)

坊主が憎ければ袈裟すらも憎いのだ

自分のことしか考えないあなたを
恨む気持ちを
消すことはできない

それでも感謝していることだってあるから
ありがとう と口にするのだ
恨み節だけでは話が終わらなくなってしまうから
感謝している部分だけに伝えているのだ

それなのに
それ一つですべて許されたように笑うあなた

ああ
ありがとう と言った自分のことすら嫌いになりそうよ

制作日:2018.12.20
すがら和叶
(2018.12.19更新分。17時間遅れ失礼しました)